心の中の「重い荷物を降ろす」
何をやってもうまくいかない時、
心の中に「重い荷物」があることに気づきます。
それは人の心の陰の部分にあります。
人の心には陽と陰が相対的に存在しています。
陽と陰は対の存在で一つです。
陽は光でポジティブなエネルギー。
陰は闇でネガティブなエネルギーです。
何をやってもうまくいかない時、
人はもがきます。
或いは、現実から逃げます。
しかし、「重い荷物」がある限り、
それは、現象の形を様々に変えて
永遠に付きまとってきます。
それは生まれた時から持っていた、
人生の宿題です。
インドではカルマと言われたり、
中国では業と言われたります。
日本では業と解釈されたり、
宿命と解釈されたりします。
何をやってもうまくいかない時は、
波動が重い状態にあります。
ネガティブな想念で満たされています。
光が見えず、闇の中にいる状況が続きます。
波動が重い状態にあるとき、
人は絶望感を感じたり、
希望を持てなくなり落ち込みます。
そんな時は何をやってもうまく事が運ばず、
却って事が悪化したりします。
時間の流れに任せてその期間を耐えれば、
次第に波動が元に戻るので、
その現象は和らいでいきます。
しかし、またしばらくすると、
その現象が異なる形で現れます。
そこで、また頭を抱え、
行動不能に陥り、
時には無謀な行動を選択します。
逃避癖がある場合は、
そこからまた逃げ出します。
根本の原因を解決しない限り、
そのパターンを人生で何度も何度も繰り返すのです。
まずは、その状態を客観的に見つめることによって、
または、その現象が起こっていることに気づくことで、
自分と向き合うことができます。
目の前で起こっている現象の原因は、
外ではなく、自分の内側にあります。
それが心の中にあることを認めます。
環境や他人に原因があるのではなく、
自分の中に原因があることに気づくのです。
その「重い荷物」がある限り、
同じ現象が繰り返し起こることを腑で感じます。
それは心の奥に抱えた
プライドであったり、
見栄であったり、
コンプレックスであったり、
思い込みであったり、
癖であったりします。
根本原因の存在に気づくだけでも
だいぶ波動は軽くなります。
それまで闇に包まれていたところに、
光が差し込みます。
この状態になると、
こころは少し安堵し落着きを取り戻します。
ここからの行動が大事です。
心の「重い荷物」をどうやって降ろすか。
人生の宿題をどうやって解決するか。
人生の宿題は人それぞれ異なります。
波動を軽くすることによって、
視野が広がり、光に包まれてくるので、
その答えが見つかりやすくなります。
暗いところで探すより、
明るいところで探す方が見つかりやすいのは自然です。
答えは自分の心の中にあります。
「重い荷物」がしっかりと降ろせていないと
その現象はまた異なるパターンで目の前に現れます。
「重い荷物」を全て降ろせた時、
これまでの、パターンから解放され、
さらに明るい光が人生に差し込みます。
さあ、気楽に自分の人生を。
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